Adolphe Sax International Music Competition 1994


演奏者別にCDを紹介していくと、こういうCDがどうしてももれてしまうので、ここで紹介しましょう。




「Adolph Sax International Music Competition」

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Rene Gailly CD87 518
1994/11/5 Collegiate Church of Dinant [Live]
  1. カプリス・ド・サクシカレ (プッスール)
  2. サクソフォン協奏曲 (グラズノフ)
  3. サクソフォン協奏曲 (デュボワ)
  4. カプリス・ド・サクシカレ (プッスール)

Raf MINETN (saxophone) [a]
Fabrizio MANCUSO (saxophone) [b]
Vincent DAVID (saxophone) [c]
George OCTORS 指揮 王立ワロニー管弦楽団

国際サックス年にちなんで1994年にアドルフ・サックスの生地ベルギーのディナンで行なわれた「アドルフ・サックス・国際サクソフォン・コンペティション」の実況録音盤です。プーサーのカプリス・ド・サクシカレが2回収録されていますが、このへんはコンテストならでは、でしょうか。上位3名と思われる奏者の演奏が録音されていますが、3人3様の音色というのがおもしろいです。技術的にはみな問題ないのですが、音楽の訴求力がいまひとつ感じられないのが残念。ちなみにデュボワを演奏しているヴァンサン・ダヴィドの録音はこちらに紹介しています。またグラズノフを演奏しているマンクーゾは、リヨン音楽院のセルジュ・ビションの門下生で、現在ハバネラSQのテナー奏者として活動中です。

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