Marie=Bernadette CHARRIER


フランスの女性サクソフォン奏者。ナンテ地区国立音楽院を卒業の後ボルドー国立音楽院でサクソフォンをジャン=マリー・ロンデックスに師事、室内楽や現代音楽学び、さまざまな賞を得ました。教育者としての有名で、現在もボルドー国立音楽院で教鞭をとりながら、毎年スペインでマスタークラスを開講、ドイツやオーストラリアなどの各地で客員教授として招かれています。演奏者としては、ソロ奏者として、また自身が芸術監督を務める現代室内合奏団「Proxima Centauri」のメンバーとして、またボルドーやナンテの管弦楽団のソリストとして、そしてロンデックスの主宰するアンサンブル・インターナショナル・ド・サクソフォンのメンバとしてさまざまな演奏活動を行なっています。これまでに30を超す献呈作品があり、7枚のCDをリリースしています。



主なアルバム

「Christian Lauba: Ôsmos」

Alba Musica MU 291652
1995 Salle Jacques Thibaud, Conservatoire National de Région de Bordeaux [b,c]
St Médard en Jalles, I'IDDAC Théâtre de Gironde [d,e]
Radios Néerlandaises Veronica et NCRV [a,f] Live
  1. ブラジル・セム・フィム (ローバ)
  2. アドリア (ローバ)
  3. ハード (ローバ)
  4. リフレッツ (ローバ)
  5. リチュエルズ (ローバ)
  6. サッド (ローバ)

Marie=Bernadette CHARRIER (sax) [b,c,d]
Christophe HAVEL (sax) [b,d]
Patrice GOUDIN, Joël VERSAVAUD (sax) [d]
Arno BORNKANP (saxophone) [f]
Ivo JANSEN (piano) [a]
Richard RIMBERT (clarinet) [e]

シャリエのソロアルバムではないのですが、シャリエが2曲に参加していることからご紹介。サクソフォンに加えピアノ、クラリネットのための作品が収録されています。どの曲も、あたかも即興的に書かれたのでは、と思われるようなサウンドで、とにかく力強い! 生命力がほとばしるようなサウンド/演奏! 生で聴いたらいっそう「Live」感(グルーヴ感?)に圧倒されることでしょう。ロンデックス(!)による解説も参考になります。ヴェルサヴォーによるエチュード集の録音と並んで、クリスチャン・ローバの作品を集めた貴重な資料であり、また資料を超えた鑑賞に値する音楽の記録といえるでしょう。

オススメ度:

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