Eugene CARINCI


アメリカで活躍するサクソフォン奏者。ウィリス・コギンズ、アドリアン・ニャム、ドミニク・デルカらに師事、また個人的にユージン・ルソーらにも師事しました。オハイオ大学で音楽学士・音楽修士を取得し、同大学の助手を務めた後、1979年からイリノイ大学のスタッフをつとめました。この間はイリノイ交響楽団とイリノイ大学ウィンド・アンサンブルを指揮しました。1982年以来サン・アントニオのトリニティ大学でバンド・ディレクターをつとめています。彼に捧げられた曲も10曲近くになり、ソリストとして、またオーケストラのゲスト奏者としても忙しい日々を送っています。



主なアルバム


「Music for Saxophone」

Mark MCD-1611
  1. ソナティナ (デルデーン)
  2. サーカス=パレード (デュボワ)
  3. 4つの哀歌 (オレゴ=サラス)
  4. お伽の国の序章 (ウェツエル)
  5. ディヴェルティスマン (デュボワ)
  6. 組曲形式による性格的小品より スペイン風 (デュボワ)
  7. ファンタジア・アンプロンプチュ (ジョリヴェ)
  8. 10つの踊りの情景より[8曲抜粋] (デュボワ)

Eugene CARINCI (saxophone)
Samuel MAGRILL (piano) [a,c,d,g]
Rita WISEMAN (piano)# [f,h]
David HOLKEBOER (piano) [e]
Fred FAIRCHILD (percussion) [b]

デュボワの曲を中心に組まれたアルバム。ライヴ録音のせいか、あまり音質がよくなくて、デュボワの軽やかさがややトーンダウン気味なのが残念ですが、演奏そのものは悪くないです。デルデーンの重厚なソナタや題名通り愛らしい(おっと、大ウソ!)お伽の国の序章の2曲はなかなか気に入りました。

オススメ度:

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