Miquel BOFILL


スペインは Molins de Rei の生まれ。バルセロナ市立高等音楽院を卒業、渡仏しボルドー国立音楽院でジャン=マリ・ロンデックスに師事、一等賞を得ました。またアンサンブル・インターナショナル・ドゥ・サクソフォンにも参加しました。帰国後、母校のバルセロナ市立高等音楽院で教鞭をとりながら、SAX 13 Saxofons de Barcelona を創設、指導にあたっています。ソリストとしても欧米を中心に来日もしており、またスペイン国内のオーケストラへの客演活動も積極的に行っています。



主なアルバム


「JOAQUIN NIN Canciones de 1920 y 1930

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COLUMNA MÚSICA 1CM0072
1999/9/6-8
  1. 10のヴァレンシアの歌 (ニン)
  2. 20のスペインの民謡 (ニン)
  3. 夜警の歌(オランダの版画) (ニン)
    Miquel BOFILL (saxophone)

Elena GRAGERA (mezzo soprano)/ Mantón CARDÓ (piano)

キューバ出身でスペインでスペイン/カタルーニャで活躍したホアキン・ニンの歌曲集。私、個人的にはデ=ラローチャおばさんの弾くチャーミングなピアノ曲や、ロンデックスホルシュラピエレといった奏者が録音している、メゾソプラノ+アルト・サクソフォン+ピアノという変わった編成の夜警の歌が妙に印象に残り、気になっていた作曲家なのですが、なかなか他の曲を聴く機会がありませんでした(実際にはマルコポーロレーベル他、いくつかCDが入手可能です)。このCDに納められているのは、タイトルからも想像できるとおり、スペイン情緒が漂う素敵な歌曲ばかり、しかもすべてスペインの奏者によるコテコテ(笑)のお国もの。ここで聴こえてくるボフィルのサクソフォンは、メゾソプラノとのバランスを考慮してか意外にもかなり控えめですが、しかしどこからともなく色気が感じられるのは、曲のせいでしょうか、それともボフィルの実力でしょうか??

COLUMNA MÚSICA社のサイトはこちら(スペイン語・英語 クラシックカタログからジャケット参照可)
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