Arndt BAY


1968年生まれ。フランクフルト、ベルン、シュトゥットゥガルトでサクソフォンを学び、1994年からフリーランスの演奏家、教師、作曲家として活動しています。この間、カリーナ・ラッシャーを始めダニエル・ゴーティエマルカス・ワイス、セルジュ・ベルトーキ、ジャン・ミシェル・グーリーなどのマスタークラスに参加しています。国内外でリサイタルを行なう他、オーケストラの客演も数多く行なっています。以下でご紹介した以外にも、数枚のCDをリリースしています。



主なアルバム


「TANDEM Duo für Saxophon Volume 2

Animato ACD 6038 (P)1998
  1. 3つの小品〜2本のアルト・サクソフォンのための (G.ルッジェロ)
  2. コンチェルト・シュティック〜2本のアルト・サクソフォンのための (ヒンデミット)
  3. ソナタ ニ長調〜2本のアルト・サクソフォンのための (ルクレール)
  4. 24の2重奏曲 op.186 (ケクラン)
  5. ヴォルトラージュステュック第4番 (ベイ)
  6. 6つの綺想曲〜2本のアルト・サクソフォンのための (デュボワ)

Arndt BAY, Tanja HEINKEL (saxophone)

1972年生まれの女性サクソフォン奏者、タンヤ・ヘインケルとのデュオによる録音。ヘインケルはユルゲン・デムラーに師事し、またジグール・ラッシャークロード・ドゥラングルジャン=マリ・ロンデックスアルノ・ボーンカンプらのマスタークラスにも参加した実力派奏者。ここでのベイとのデュオでも息のあった音楽を聴くことができます。もうすこし"活きた"音が聴きたかったのは事実ですが、ケクランの不思議と懐かしい響きやデュボワの綺想曲など、誇張のない音楽造りには親しみを覚えます。この演奏を聴くと、ヒンデミット原氏/林田氏による演奏とはまったく別の曲に聴こえかねないほど演奏者のベクトルが異なっていることを感じさせます。

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