1970年に大阪音楽大学を卒業、喜田賦、故阪口新の各氏に師事しました。フランスに留学し、ニース音楽院でデファイエとロンデックスに師事しました。1979年にパスロ・サクソフォン・アンサンブルを結成します。1980年以後リサイタルを行ない、また管弦楽や吹奏楽とも盛んに共演しています。また後進の指導も積極的で、大阪音楽大学をはじめ大阪芸術大学、相愛大学などで教鞭をとるほか、各種のコンクールの審査員なども担当しています。
「楽しいソロとバンドの協演」とサブタイトルのついた、各楽器のソリストと吹奏楽という好企画のアルバムで、全日本吹奏楽連盟推薦だったのですが、あっという間に廃盤になったようですね。今は亡き大阪府音楽団の演奏、というのがまず泣けます。ソリストも若手の実力者をそろえていて、悪くないです。小品が多くてもう少し聴きごたえがほしいとも思いますが、これは企画上しかたがないかな。赤松氏がソロをとる2曲は、伴奏の方がもう少しがんばってほしい気もしますが、共にかなりの出来。特に師の阪口氏の編曲によるインディアン・サマーはいいですね。
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